2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
あくまでもその遺言書の状態が問題ないですよ、そして相続人となる方皆さんで確認してくださいねといった手続きですので、その遺言書の内容が有効か無効かという判断をするものではありません。 ちなみに有効無効の判断とは、 ◎ちゃんと遺言者本人が書いたの…
民法の1004条1項に、自筆証書遺言の保管者又はこれを発見した相続人は、遺言者が亡くなったことを知った、または相続の開始を知った時には、遅滞なく遺言書を家庭裁判所に提出して、その検認をする必要がある、とされています。 ではそもそも検認とは、何を…
最近 簡単に作れる遺言セミナーなどが無料であったりし、実際にその場で作ってしまうなんてことも行われます。自筆証書遺言であれば最低限の体裁があれば法律的にも有効です。紙とペン、印鑑があればできる。よく100円ショップに駆け込んで、10分あれば完成…
口座を凍結する主な理由は二重払いの回避になります。万が一銀行が預金者死亡の事実を知っていたにも関わらず、預金の入出金停止措置を取らずに、払戻請求者に払い出し等をしてしまった場合、真正な届出印を持参していたとしても、銀行が免責されない可能性…
現状は結構アナログな対応からですが、今後はマイナンバーなどの紐づけから、死亡届の提出から瞬時に知らせられるなんてことになるかもしれません。 亡くなった方の口座に、公共料金の引き落とし、クレジットの引き落としなどが絡んでいると厄介なので注意が…
相続手続をするにあたって聞かれることもあるかと思いますが、預金者が死亡すると銀行口座が凍結されてしまうというアレです。 銀行は、何らかの方法により預金者の死亡を知った場合、一切の者への払い出しを防止する措置、「口座凍結」を行います。 何らか…
遺言書が無い場合、亡くなった方の出生から亡くなるまでの戸籍、また相続人となる方の戸籍を求められます。ケースバイケースですが、その戸籍の枚数が多くて、戸籍の束となる場合も往々にしてあります。なぜ必要かといいますと相続人の範囲を確定するためで…
銀行は法定相続人の一人から銀行預貯金の払戻請求を求められても、応じることはまずありません。もし間違いがあった場合、他の相続人からクレームを受けるというリスクを負いたくないからです。 なのでしっかりと遺産分割協議を行い、全員の実印、印鑑証明、…
相続手続についてまず避けては通れないところが銀行です。財産が全て現金でタンスにしまってあります、という方は少ないと思います。多少はあると思いますが、銀行のおせわになっていると思います。 銀行が相続預貯金の払い出しに応じることができるのは、原…
・賃貸契約が普通借家契約か定期借家契約はしっかり確認しましょう。普通借家契約は中途解約や契約更新の拒絶がしにくく、借り手に有利ですが、定期借家契約の場合、再契約ができない場合には立ち退かなければならないことになります。・買戻しというのがで…
リースバックの利用にあたって注意すべきポイントがあります。 ・自宅は売却ということになりますので所有権が亡くなります。あくまで人から借りて住んでいるということになります。もともと自分の家だったところなので違和感はあるかもしれませんが。・リー…
もうひとつ似たようなものにリースバックというのがあります。自己所有の住んでいる物件を売却し、その代金を受け取ったあとも、同じ物件に住み続けられる仕組みのことです。売却した物件は、「賃貸」物件となり、家賃を支払い住み続けることができます。 リ…
この仕組みに向いているのは、相続人の方がいない(少ない)という方だと思います。お子さんのいらっしゃらないご夫婦、若しくはおひとり様。 この仕組みの利用にあたっては推定相続人の一人、または全員から承認をもらってくださいというのが含まれています…
こういった仕組みを提供する側からあげられるメリットとして ⑴住宅や土地を担保にして、自宅に住み続けながら老後資金の借入れができる ⑵借入人が死亡した場合でも、配偶者が契約を引き継げるようにしている金融機関が多いため、配偶者は安心してその後も済…
個人的にこの仕組みについて思うのは、金融機関が絶対損はしない仕組みだということ。高めの利息を生存中はきっちりもらい、融資する額は、絶対損をしないようにその不動産の担保限度内におさめる。不動産価値が下がればその融資上限額も下げられる。金融機…
大きく分けると社会福祉協議会が行うものと金融機関が行うものに分けられます。 社会福祉協議会が行うものは、借入人の死亡などの理由で契約が終了したときに、相続人が借入元金および利息の返済をすることが必要になります。年齢の制限や所得の制限など金融…
もう少し説明を加えると 自宅を担保に資金を借入れし、持ち家にはそのまま住み続けて、本人が死亡したときに担保となっていた不動産を処分し、借入金を返済する仕組みになります。つまり毎月、あるいは一括で借入れた分の残高を最後にまとめて返済するという…
お客様からの問い合わせがあり、以前いろいろ調べたんですが、要所要所すっかり忘れているので改めて皆さんにお伝えしつつ、自分の復習としたいと思います。 『リバースモーゲージ』 今風のかっこいい名前ですが、高齢者が利用を検討する仕組みになります。 …
11のパターンで遺言書をご検討いただきたい方のご説明していましたが、あくまでも一例ということでご理解ください。 遺言書? 遺書?のような認識で、どうしても避けてしまいがち、また作成時期を後にしがちですが、必要になるタイミングは、先かもしれま…
⑩入籍せずに同居している相手がいる 内縁関係では、相続人としての権利は認められませんので、遺言書でしっかりと遺贈の意思表示をしておく必要があります。 ⑪会社を経営している 会社を経営されている場合、不動産、株、債権債務などしっかりその行き先を定…
⑨2回以上結婚していて、違う相手との間に子がいる前婚のお子さんがいる場合は、現在のご夫婦のお子さんと同じ相続分の権利があります。 また 違うパターンとして 前婚の時のお子さんが一人、再婚のご夫婦にはお子さんがいないケース。 旦那さんが若いときに…
⑥親と同居している子と、別居している子がいる⑦子によって経済状況に差がある⑧自分の子たちの兄弟仲が悪い この⑥⑦⑧は同時に絡むことも多い要素です。 ⑥には親の介護をする子供とそうでない子供という状況の場合もあります。同居している子は、親の面倒を押し…
⑤結婚しており、ふたり以上の子がいる 「内は兄弟仲がいいから揉めない だから遺言書なんていらない」 確かに本当に仲良く、譲り合い支えあうご兄弟もいらっしゃいます。しかしこの相続をさかいに深い溝ができ一生を口も利かない関係になってしまったご兄弟…
④結婚しているが、子はいない この場合はまず配偶者にいかに多くの財産を渡すかが第一の鍵です。子供もいないし揉める要素も無いなんて思っていると、親や兄弟姉妹といった親族が相続に絡んでくる場合があります。 兄弟姉妹の場合は、遺言書さえ作っておけば…
②財産の多くが不動産である③賃貸アパートなどを所有している この辺りも不動産に関連するお話ですが、ちょっと①とは揉める内容が変わってきます。誰がどの不動産を相続するか?といった不動産ならではの、より複雑さが垣間見えます。 資産価値としては同じも…
遺言作成が必要な方 順にみていきたいと思います。 ①居住している持家がある。 相続で揉めるのは、財産の中で不動産がメインである場合といわれています。分割しにくいとかいろいろあるんですが、その中でも切実な問題を発生させるのが、この居住不動産です…
以下の項目に当てはまるものがある人は、遺言書の作成を検討する必要があります。 1 □ 居住している持家がある。2 □ 財産の多くが不動産である3 □ 賃貸アパートなどを所有している4 □ 結婚しているが、子はいない5 □ 結婚しており、ふたり以上の子がいる6 □ …
⑶ 基礎工事費用 3万から50万円程度 墓地を購入といったところで大半の墓地霊園では基礎工事が済んでいることもありますが、必要な費用としてはこの辺り。費用の開きが大きいのはその立地によっては専用機材が変わったり施工の難易度が変わるからです。 ⑷ …
墓じまいのお話をしてきててなんですが、とはいえヤッパリお墓は立てたい、改葬して近くにお墓を建てたいんです。というかたもいらっしゃると思います。そこで気になるのはいくらぐらいかかるのというところだと思います。あくまでも平均的な相場ということ…
【民営墓地】 先の墓地にはなかった魅力、それは民営ならではの「自由度」です。寺院墓地のようなしがらみも公営墓地のような資格制限やルールもありません。墓石の形なども基本的には自由です。個性を存分に発揮することも可能です。 ひとつ問題があるとす…