2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
介護の話題になると「要支援」や「要介護」という言葉を聞くことがありますよね。その違いってそもそも何?というお話です。 要支援には、1と2。要介護には1~5の段階があります。どちらもほぼ同じ介護サービスを受けることが可能ですが、サービスを受ける量…
特定疾病には16種類あります。末期がん、関節リュウマチ、筋委縮性側索硬化症、後縦靭帯骨化症、初老期における認知症、パーキンソン病関連疾患など。 若年性認知症などの場合、高齢者と変わらないケアが必要になってくる場合もあるので、この保険は有用です…
40歳から介護保険料の支払いを求められるわけですが、65歳までは一切のその保険を利用できないのか?という疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、一定の条件のもと利用が可能です。 介護保険制度では、65歳以上の人を「第一号被保険者」とよび、40歳から…
訪問調査が終わり、主治医の意見書が作成されたら後は、結果を待つのみです。申請から1カ月以内に、認定結果通知書と認定結果を記載した介護保険被保険証が届きます。 必ずしも自分が思っていた結果がでるとは限りません。もし認定に納得がいかなかった場合…
次に主治医に介護保険の申請をしたことを伝え、意見書を書いてもらいます。具体的にどういったサービスを利用したいかも伝えましょう。 ここで重要なポイントは、主治医から日常生活で困っていることなどを聞かれた場合、事実をありのままに答えることです。…
まず役所に要介護認定の申請を行います。 訪問調査を受けます。(市区町村の職員が自宅を訪問します。)主治医の意見書(役所から主治医へ意見書の作成依頼が来ます。)⇒ 要介護の認定作業⇒通知 となります。訪問調査とはどんなことをするかというと、調査員…
要介護認定の申請は、住んでいる近くの役所の介護保険窓口に行き申請する必要があります。ただし役所は平日のみなので都合をつけるのが少し難しいかもしれません。 まずは地域の包括センターに相談することをお勧めします。電話やメールなどでまず事情を説明…
要介護認定とは、介護を必要とする人に、どの程度の介護量が必要かを役所が判定することです。「要支援1」から「要介護5」まであります。 要支援とは、日常生活の一部に支援が必要な状態です。要支援1と要支援2があります。「介護予防サービス」が受けられま…
ちなみに 要介護者が、介護を受ける人、介護者は介護をする人です。ともするとどっちがどっちとなりますので、ご注意ください。 では実際に、介護保険の利用に手続きのお話に入っていきます。65歳になると自治体から介護保険証が郵送されてきます。見た目は…
実際の介護サービスについて利用する場所ですが、自宅と介護施設となります。この介護サービス利用のイメージとしては、最初は自宅でサービスを利用しながら、できるだけ今までと同じ生活を目指します。症状が重くなって自宅で生活できなくなったら、介護施…
保険には、医療保険、年金保険、雇用保険、労災保険とあり、5番目の社会保険制度として2000年にスタートしました。介護が必要な人に、介護費用を介護保険から支払う仕組みです。 介護保険料は、40歳から支払います。強制加入であり1生涯払い続けることとなり…
遺言 相続についていろいろ書いてきましたが、いままで一度も触れてこなかった介護保険というものについてです。なかなか介護保険という言葉は耳にしますが、よくわからないという方も多いと思います。 私の母親は認知症の初期ですが、この制度を利用してヘ…
協議書の最後に、協議に参加した相続人のお名前を記載します。記載内容としては、住所、氏名、実印です。すべて自筆が望ましいですが、住所は印字しておき署名だけということもできます。 遺産分割協議書は、印鑑証明とセットで手続きに使いますので、実印を…
遺産をすべて記載を終えたら、最後に後日の紛争を避けるため、1文追加します。遺産分割協議が終わってから、新たな遺産が発見されるという可能性があるからです。 ●遺産が発見されたときに、その分について再度遺産分割協議を行って決めるという場合は、3条 …
順番は決まっていませんが、不動産、現金、預貯金、株式など 誰が取得するか記載していきます。また高額な動産などがある場合はそれも記載します。例えば車や貴金属や絵画、骨とう品などです。 あまり価値のないようなものは、必要ありません。形見わけとし…
例 遺産分割協議書 本籍 :大阪府○○区○○町〇丁目〇番〇号最後の住所 :大阪府○○区○○町〇丁目〇番〇号被相続人 :甲山 太郎(令和〇年〇月〇日死亡) 甲山花子(被相続人長女 昭和〇年〇月〇日生)、乙川幹子(被相続人二女 昭和〇年〇月〇日生)は被相続人 …
遺産分割協議書に決まった書式というものがあるわけではありません。とはいえ各種手続きに使ったり、相続人間で合意した重要な書類でもあるので、必要項目や文言、印鑑などは注意が必要です。明確かつシンプルに記載するという事も必要です。 まず最初に記載…
遺産分割協議に問題があり、納得できない 遺産分割協議をあらためてやりましょうとなればいいですが、そうではない場合、裁判所に調停や審判を求めるという事になります。 この協議書おかしいぞ となった時は「遺産分割協議無効確認の訴え」を起こすことにな…
③遺産分割協議後に親子関係が定まって相続人となる場合も考えられます。 例えば、相続の開始後に認知をうけて相続人となり、遺産分割を請求するという場合にすでに他の相続人が遺産分割をしていたようなときは、その当該遺産分割は無効にならず、認知によっ…
②遺産分割協議は相続人全員が参加しなければなりません。これが原則です。一部の相続人を除外して行われた協議は無効となります。たとえ相続人が行方不明といった場合でも、不在者財産管理人を立てて代わりに参加してもらう必要があります。 相続人以外のひ…
せっかくおこなった遺産分割協議が無効となるケースもあります。どういった場合にそうなるのか見ていきましょう。 ①遺産分割協議は、被相続人が亡くなり相続が開始することによって、遺産内容は確定し、相続人も特定されます。そのため被相続人が亡くなるま…
【動産】動産というのは、骨とう品や絵画や貴金属など 遺品となったモノですね。これはできるだけ早く引渡しをうけることが重要になります。第三者に転売などされてしまったりするといろいろややこしいことになってしまいます。 【株式】株式については、一…
【自動車】所有権を第三者に対抗するためには登録が必要です。これも忘れずに行いましょう。手続きの際には、法定相続情報一覧図が役に立ちます。【預貯金】相続した遺産が預貯金の場合には、金融機関から払い出しをうけたり、名義変更の手続きを行ったりす…
【不動産】遺産分割協議で取得した不動産ですが、以前は登記するしないは結構曖昧でした。ずっとお爺さんやお父さんの名義のままなんてこともありました。 平成30年の相続法改正で、法定相続分を超える遺産(不動産)を取得した者は、登記をしておかないと第…
遺産分割協議も無事終われば、あとは手続きをしていくのみです。それぞれがしても良いですが、相続人代表者が進めていくというのが一番効率的です。 また手続きについては、平日の昼間に行ったり、勝手がわからないと窓口で何時間も待たされたり、なんども足…
無事に手続きが終われば、自分がつくった相関図に法務局 担当官の認証が押された特別な証紙でつくられた書類が返ってきます。この書類は、必要数発行してくれますので、手続きを同時に進めたりする場合もありますので多めに依頼しておきましょう。また後から…
戸籍 住民票があつまり、法定相続情報一覧図ができれば、あとは申出書を作ればOKです。これらの書類をまとめて法務局へ持っていきます。法務局ならどこへでも持っていけばいいというわけではなく、管轄エリアがありますのでご注意ください。 大体 提出して2…
ただこの戸籍集めに一枚でも漏れがあると、せっかく提出したのに法務局担当から呼び出しということにもなりかねません。役所と法務局との板挟みというのも無い話ではありません。 集めた戸籍をもとに相関図を作るのですが、これもお作法があって、既に亡くな…
さてここで問題となってくるのは、その制度を利用する側で注意しておかないといけないポイントです。具体的な手続書類などは、法務局のホームページにありますので、そこに載っていないようなことをお伝えしていきたいと思います。 まずは戸籍を漏れなく集め…
利点の2つ目は、その書類の受け取り側が格段に楽になるという事です。 各銀行、証券会社、不動産登記に関わる、税務報告に関わる、自動車の名義変更などなどそのたびごとに20数枚の戸籍、住民票をコピーし、内容を確認し相続人を確定する。この作業が大変な…