ママちゃり行政書士 遺言 相続専門でやっとります!

豊中の遺言 相続専門行政書士   お役にたてれば 幸いです。

介護

【ビジネスケアラー⑩】一人じゃない、という実感を

介護と仕事を両立する中で、孤独を感じる瞬間は少なくありません。 「誰にもわかってもらえない」「愚痴も言えない」と心が塞ぎそうになったら、ぜひ地域の介護者家族会や支援グループを探してみてください。 最近ではオンラインのつながりも増えており、共…

【ビジネスケアラー⑨】“自分の時間”をあきらめない

介護中、特に認知症の家族を抱えていると、24時間気が休まらない感覚に陥ります。 「趣味や休息の時間はぜいたく」と思ってしまいがちですが、自分を削り続ける介護は長続きしません。10分でもいい、深呼吸する時間、気持ちを切り替える時間を意識的に持ちま…

【ビジネスケアラー⑧】「辞めるしかない」は最終手段

仕事と介護の両立に限界を感じ、「退職」という選択肢が頭をよぎる方もいます。確かに退職すれば時間の余裕はできますが、収入と社会とのつながりを一気に失うリスクもあります。いざその状況になってしまうと後戻りできませんし、より一層不安感が増すこと…

【ビジネスケアラー⑦】お金と制度の話を避けずに

介護は“気持ち”だけでは続きません。特に認知症介護は長期化することが多く、施設利用や在宅介護のための費用が重くのしかかってきます。 介護保険の限度額、自己負担割合、サービス別の料金を知り、「どのくらいなら続けられるか」を冷静に考えることも大切…

【ビジネスケアラー⑥】ケアマネジャーを“味方”にする

介護を支えるプロとして欠かせないのが「ケアマネジャー」の存在です。要介護認定を受けると、介護サービスの利用にあたりケアプランを作成してくれるのがこの専門職です。 遠距離介護や仕事の都合を伝えておけば、できる範囲で柔軟に対応してくれることもあ…

【ビジネスケアラー⑤】「自分を責めない介護」をめざして

介護が始まると、「もっとああしておけば」「こんな言い方でよかったのか」と、つい自分を責めてしまう場面が増えます。しかし、完璧な介護など存在しません。この自分を責めてしまうというのが、じつは大敵です。心を折れさせるダメージを持つことも有りま…

【ビジネスケアラー④】遠距離でもできる介護のかたち

親と離れて暮らしている場合、「実家に帰るしかないのか」と悩む人も多いですが、遠距離介護にはそれなりの方法があります。 地域のケアマネジャーや介護サービス事業者と密に連携し、訪問介護や配食サービス、見守り機器などを活用すれば、物理的に離れてい…

【ビジネスケアラー③】会社の制度を“使える知識”に変える

介護と仕事の両立には、職場の支援制度をいかに活用できるかが大きなカギです。 たとえば介護休業制度は、通算93日まで取得可能で、分割取得もできます。また、介護休暇、短時間勤務制度、フレックスタイム制などを導入している企業も増えてきました。 まず…

【ビジネスケアラー②】介護はある日突然に始まる

「最近ちょっと物忘れが多いかも?」という違和感が、ある日突然「介護」の始まりになります。 認知症の場合、初期は見逃されがちですが、迷子・火の不始末・薬の飲み忘れなど、日常生活に支障が出てから気づくことが多いです。 しかも、病院・役所・ケアマ…

【ビジネスケアラー①】仕事と介護、二つの責任を背負う人へ

ビジネスケアラーとは、仕事を続けながら親や配偶者など家族の介護を行う人のことです。 特に認知症介護は、いつ終わるとも知れず、日々の変化にも対応が求められるため、心身への負担は大きくなりがちです。40代・50代の働き盛り世代に多く、キャリアや家庭…

争族にならない介護のポイント 6

また親と同居していない子供から見ると その介護している子供の状況が分からないため、タダで親の住居に住み、生活費も親の財産から出しているのではという疑念を抱きがちです。 このような疑念、誤解を払拭するためにも親の財産と介護している子供の財産は…

争族にならない介護のポイント 5

またこれも重要なことですが、財産管理です。親の介護度が上がるとどうしても同居の親族がその管理をする必要性がでてきます。ただこの管理を曖昧にしてしまうと後々大きな問題となってしまいます。 一般的に同居して親の介護する子供は、親の面倒をみるのに…

争族にならない介護のポイント 4

争族にならないためには、まず子供が同居を始め前によく兄弟姉妹間で話し合う事です。親の健康状態や介護の必要性を共有した中で、同居の必要性を認識してもらいましょう。独断で始める同居が一番疑念を生みます。 そして同居介護が始まったあともできるだけ…

争族にならない介護のポイント 3

少し話がそれましたが、同居して介護を行なっている子供と遠隔地に住んでいる子供との間で情報交換・意思疎通がうまくいってないと相続の段階で大きな確執を生んでしまうことがあります。 介護している子供の苦労はなかなかそれに関わっていない子供には伝わ…

争族にならない介護のポイント 2

親の面倒を子供が同居してみる、それ自体は昔からある親孝行な姿かもしれません。が認知症が進んでしまった場合 徘徊や虚言、短期記憶の喪失、排せつ 入浴の問題など様々な問題が生じます。なかなか介護の素人が太刀打ちできないことがらも増えてきます。 こ…

争族にならない介護のポイント 1

介護することと相続とはなんの関係もないんじゃない、そう思われる方も多いかもしれません。ただ現在高齢化が進み、親が亡くなるまで介護を長期間行うということが増えています。5年~20年近くかかる場合もあります。その際 子供のひとりが同居して在宅介護…

ビジネスケアラー ゆえの強み 9

ビジネスケアラーとしての資質は、介護離職を考えられる方はお持ちであることが多いと思います。後は会社側の制度が子育て制度並みに充実してくればよりしやすくなってくると思います。 また会社内での理解度も同じく必要かと思います。前提として子育ては周…

ビジネスケアラー ゆえの強み 8

介護は、ビジネスマネージメントと同じだという視点に立てば必要なものは「ヒト」「モノ」「カネ」「ジョウホウ」となります。ヒトは、介護に協力してもらうプロ。モノは便利な介護福祉用品、介護施設。カネは、介護にかかる費用をどう捻出するか。そしてジ…

ビジネスケアラー ゆえの強み 7

チームという認識で介護を行なうことで、介護の負担を確実に分散させることが可能になります。得意なことはその専門家に任せる、これはビジネスにおいてもプロジェクトマネージャーが第一に考える適材適所の配置にも通じる部分だと思います。任せるときはし…

ビジネスケアラー ゆえの強み 6

たとえば父親、母親、子供の家族だった場合、父親が亡くなった段階で、子供に相続しておけば贈与よりも有利な条件で資産を移転することが可能です。相続についてはいろいろな税制上の優遇策がありますので、先を見越した準備というのは大きな効果を生むこと…

ビジネスケアラー ゆえの強み 5

資産の中で不動産の占める割合というのは比較的大きいものです。ゆくゆくはこの不動産を親の施設入所費用に充てようと思っていても、名義人である親の認知症が進んでしまった場合、不動産売買が難しくなります。子供の一存では出来ず 後見人をつけるか塩漬け…

ビジネスケアラー ゆえの強み 4

この介護プロジェクトは、長期計画を想定しなければなりません。なので予算管理も重要です。介護される方の資産、年金などもしっかり把握し、今後予想される支出にあわせてプランを組む必要があります。まさにキャッシュフローです。 認知症が進むことで資産…

ビジネスケアラー ゆえの強み 3

全体のスケジュール管理、役割分担の把握、チーム内のつよみよわみの把握。問題点の解決、モチベーションの管理などなど、いままで嫌というやってきたことかもしれませんが、それがそのまま介護にも応用可能です。 ときにはケアマネさんやヘルパーさんに気遣…

ビジネスケアラー ゆえの強み 2

介護と仕事を両立していくビジネスケアラーにとっては実は今までの経験が大きく活用できるところでもあるのです。介護に関しては素人でもビジネスにおいてはすでに数十年のキャリアがありこれを活かさない手はありません。 自分がチームのリーダーとなり、介…

ビジネスケアラー ゆえの強み 1

ここまで介護は、いろいろなサービスを利用しましょうというお話をしてきました。つまり介護は一人で抱え込まず、家族や親族、医療従事者、ケアマネ、ヘルパー、役所職員などチーム一丸となって立ち向かっていくという事が必要です。 でもコレって会社員であ…

介護のリスク? 3

介護離職をせず、仕事と介護を両立させるためにはこういった特殊な技術の必要な身体介護や時間と頻度を必要とする家事などは基本アウトソーシングを行うという事が必要です。つまり介護のプロやヘルパーさんにできるだけお願いしていくことです。 介護者本人…

介護のリスク? 2

入浴介助については、危険性が伴います。お風呂の空間というのは狭くかつ滑りやすいです。また高齢者とはいえしっかりと体を支えるとなるとかなりの力も必要です。実際の介護者のプロであっても2人3人で行います。 また入浴介助をおこなっていて滑って転んで…

介護のリスク? 1

介護と一口言ってもいろいろなことがあります。声かけ、見守り、各種手続き、財産管理、家事全般(食事・洗濯・掃除)、身体介護(入浴や排せつ)などがあります。 この中でもっとも負担が大きいと思われるのが身体介護です。具体的には入浴介助と排せつ介助…

介護虐待について 6

介護虐待も介護殺人ももちろん犯罪です。良かれと思って始めた介護が犯罪者を生む、最悪のシナリオにならないようにするべきです。 ただこのことは、どの介護者にとっても潜む非常に危険かつ難易度の高いことなのだと肝に銘じておく必要があります。子育ても…

介護虐待について 5

また過去に何らかのトラブルや禍根があり、それが引き金になるということもあります。まぁ誰しもそんなことはあるように思いますが。 介護を受ける側の傾向としては、要介護度の高い女性であり、資産的にそれほどの余裕がないということがあるようです。 こ…