ママちゃり行政書士 遺言 相続専門でやっとります!

豊中の遺言 相続専門行政書士   お役にたてれば 幸いです。

終活

生命保険

生命保険は、皆さんもご存じのとおり、ご本人の死亡により、受取人の方に死亡保険金として金銭が渡ります。この流れは遺言を書いて、財産を相続人に相続させるパターンと近いものになります。ただ生命保険は、相続財産に含まれず、遺産分割や遺留分侵害額請…

生前贈与

生前贈与というのは、無償で財産を「あげます」と「もらいます」といったお互いの意思表示を確認して成立する契約になります。重要なのは、受け取る側の承諾が契約成立のカギになるという事です。 よくある間違いとしては、親がコツコツためていた子供名義の…

介護保険について 21  今後の介護保険

介護保険については、サービスを受ける側にとっては非常にありがたい制度ではありますが、増大していくその利用頻度と負担する世代の減少を考えると継続していくためには、今後も制度の見直しが続くと思われます。 施設の増設は、公的なもの、民間的なもの合…

介護保険について 20 介護保険料

介護保険料の支払いについて、誤解されている方もいるのですが、年金とは違い、サービスの利用の有無に関係なく保険料は生涯にわたって支払う必要があります。 介護保険サービス利用料は、実際に7サービスを利用した場合の自己負担額のことを言います。人に…

介護保険について 19 介護認定の変更

要介護認定というのは、認定期間が決まってはいますが、状態の変化があれば、その期間内でも見直しが可能です。以前の状態からかなり変わってきたぞといった場合はケアマネージャーに相談しましょう。「区分変更申請」の手続きが可能です。 但しこの申請をし…

介護保険について 18 更新の注意

介護保険は、認定期間が決まっているので更新しないと利用することが出来なくなります。これに対して75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度の場合は毎年8月1日に自動更新されますので、古いものと交換するだけで使用することが可能です。 認定期間が更新…

介護保険について 17 ケアプランについて

またケアプランについては、随時見直しをおこない事情に合わせて変更を行っていきます。当事者が「やっぱりディサービスに行きたくない」という場合もありますので、なぜそう思ったのかということを聞き取りし対応していく必要があります。 また身体的な症状…

介護保険について 16 ケアプランってどんなもの?

では ケアマネージャーが作るケアプランとはどんなものでしょうか? ケアプランとは、「充実した介護生活のための設計図」と言われています。個人個人によって違うニーズを満たすため必要な介護サービスを選んでいきます。目的としては、少しでも本人や介護…

介護保険について 15 ケアマネージャーの役割

ケアマネージャーという言葉をきくことも有るかと思います。ケアマネージャーとは簡単に言うと介護保険サービスを利用する際の相談窓口となる人ということができます。 ではお仕事はというと、個々人の介護サービスの計画を立てる(ケアプランの作成)ことや…

介護保険について 14 要介護?

要介護の認定を受けている方は、これ以上悪くならないように、出来る限り心身の機能を維持することを目的として、ケアマネージャーが担当します。利用する介護保険サービスの金額は、1回ごとの単価で計算されます。 要介護度が大きくなるほど保険の利く範囲…

介護保険について 13 要支援?

要支援の認定を受けている方は、掃除や買い物など日常生活の一部に援助が必要ですが、大半の日常生活は自分ですることができます。ただこの先転倒や病気などによって介護が必要な状態にならないように「介護予防」を目的として包括センターのスタッフが担当…

介護保険について 12 要支援と要介護ってなにが違うの?

介護の話題になると「要支援」や「要介護」という言葉を聞くことがありますよね。その違いってそもそも何?というお話です。 要支援には、1と2。要介護には1~5の段階があります。どちらもほぼ同じ介護サービスを受けることが可能ですが、サービスを受ける量…

介護保険について 11

特定疾病には16種類あります。末期がん、関節リュウマチ、筋委縮性側索硬化症、後縦靭帯骨化症、初老期における認知症、パーキンソン病関連疾患など。 若年性認知症などの場合、高齢者と変わらないケアが必要になってくる場合もあるので、この保険は有用です…

介護保険について 10 若くても使える?

40歳から介護保険料の支払いを求められるわけですが、65歳までは一切のその保険を利用できないのか?という疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、一定の条件のもと利用が可能です。 介護保険制度では、65歳以上の人を「第一号被保険者」とよび、40歳から…

介護保険について 9手続きについて 

訪問調査が終わり、主治医の意見書が作成されたら後は、結果を待つのみです。申請から1カ月以内に、認定結果通知書と認定結果を記載した介護保険被保険証が届きます。 必ずしも自分が思っていた結果がでるとは限りません。もし認定に納得がいかなかった場合…

介護保険について 8手続きについて 

次に主治医に介護保険の申請をしたことを伝え、意見書を書いてもらいます。具体的にどういったサービスを利用したいかも伝えましょう。 ここで重要なポイントは、主治医から日常生活で困っていることなどを聞かれた場合、事実をありのままに答えることです。…

介護保険について 7 手続きについて 

まず役所に要介護認定の申請を行います。 訪問調査を受けます。(市区町村の職員が自宅を訪問します。)主治医の意見書(役所から主治医へ意見書の作成依頼が来ます。)⇒ 要介護の認定作業⇒通知 となります。訪問調査とはどんなことをするかというと、調査員…

介護保険について 6 まずは申請から

要介護認定の申請は、住んでいる近くの役所の介護保険窓口に行き申請する必要があります。ただし役所は平日のみなので都合をつけるのが少し難しいかもしれません。 まずは地域の包括センターに相談することをお勧めします。電話やメールなどでまず事情を説明…

介護保険について 5 介護認定

要介護認定とは、介護を必要とする人に、どの程度の介護量が必要かを役所が判定することです。「要支援1」から「要介護5」まであります。 要支援とは、日常生活の一部に支援が必要な状態です。要支援1と要支援2があります。「介護予防サービス」が受けられま…

介護保険について 4 手続き

ちなみに 要介護者が、介護を受ける人、介護者は介護をする人です。ともするとどっちがどっちとなりますので、ご注意ください。 では実際に、介護保険の利用に手続きのお話に入っていきます。65歳になると自治体から介護保険証が郵送されてきます。見た目は…

介護保険について 3 介護場所?

実際の介護サービスについて利用する場所ですが、自宅と介護施設となります。この介護サービス利用のイメージとしては、最初は自宅でサービスを利用しながら、できるだけ今までと同じ生活を目指します。症状が重くなって自宅で生活できなくなったら、介護施…

介護保険について 2 保険の種類

保険には、医療保険、年金保険、雇用保険、労災保険とあり、5番目の社会保険制度として2000年にスタートしました。介護が必要な人に、介護費用を介護保険から支払う仕組みです。 介護保険料は、40歳から支払います。強制加入であり1生涯払い続けることとなり…

介護保険について 1

遺言 相続についていろいろ書いてきましたが、いままで一度も触れてこなかった介護保険というものについてです。なかなか介護保険という言葉は耳にしますが、よくわからないという方も多いと思います。 私の母親は認知症の初期ですが、この制度を利用してヘ…

ペットに財産を  4

遺言でする負担付き贈与(遺贈)ですが、注意するところは、事前に受贈者に了解を取っておくという事です。自分の愛するペットを任せるという事ですので、しっかりそのあたりの人の見極めはされていると思いますが。あとはエサの事や散歩のこと、予防接種の…

ペットに財産を  3

この負担付き贈与は、遺言書に記載することによって実行されるんですが、その際に遺言執行者を指定しておくということが必要です。遺言執行者の役割は、その遺言書の内容を実現するために有りますので、負担付き贈与においては、その負担を実行するかどうか…

ペットに財産を  2

こういった場合の方法としては、ペットを可愛がってくれる、世話をしてくれる人を探して、財産を渡すという事は可能です。その世話を条件に財産を譲るという「負担付き贈与」というものです。 負担付き贈与は、贈与を受けた者(受贈者)が契約を守らなければ…

ペットに財産を  1

犬や猫を飼われているかたも多いと思います。また家族と同じように、それ以上に愛されている方もいらっしゃいます。そうなってくると心配なのが、もし自分に万が一のことがあった時にそのペット達がどうなるかという事です。ペットに財産を渡し、それを使っ…

死因贈与契約というものもあります 3

死因贈与契約については、遺言書による遺贈に準用される扱いになりますので、遺留分を侵害する内容である場合は、他の相続人から遺留分侵害額請求を受ける可能性はあります。なので死因贈与する場合も遺留分にかからないようにするためには財産の半分以下に…

死因贈与契約というものもあります 2

ただ双方に合意が必要であるという契約なので、本来は、どちらからか一方的に解除というのはできませんはずなのですが、民法上 死因贈与契約は遺贈に準じた扱いになるため 贈与者の一方的な意思で撤回することができるとされています(最高裁昭和47.5.25判決…

死因贈与契約というものもあります 1

遺言については、何度かお話してきましたが、それと似たものに死因贈与契約というものもあります。遺言と違う点は、もらう側受け取る側双方に合意がある点、土地・不動産については仮登記というものができる点にあります。同じところは、その効力が亡くなっ…