保管申請手数料は、3900円です。ちなみに何年保管してもらっても3900円です。安い費用で作成できる自筆証書遺言のメリットは存在したままです。ただし保管したものの確認をしたりする場合は別に手数料がかかります。
公正証書遺言の場合、公証人手数料と証人二人分の費用が掛かります。実際遺言する財産と相続人の数によって変わってくるのですが、個人的には結構するなぁと思っています。ピンキリだとは思いますが、アベレージとしては5万、6万程度でしょうか。
しっかりした保管の点、検認がいらないところなど今までは圧倒的なアドバンテージがあったのですが、今回のこの制度の誕生で、自筆証書遺言の利用が徐々に増えてくるかもしれません。