相続手続の第一歩は、「法定相続人が誰か」を正確に確定することです。
戸籍を集める前に、まずこの重要性を理解しておく必要があります。相続人の確定は、遺産分割協議書の作成、公正証書遺言の見直し、預貯金の解約、相続登記など、あらゆる場面の前提になります。
もし相続人が一人でも漏れてしまうと、後から協議が無効になったり、登記がやり直しになったり、遺留分侵害額請求を受ける可能性が生じます。
特に、婚姻歴が複数あったり、認知した子がいる場合、普段交流のない相続人がいることも珍しくありません。さらに、被相続人が高齢で亡くなった場合は「数次相続」が発生し、思わぬ親族が相続に関係してくることもあります。
正確な相続人調査は、トラブルの予防に直結する最も大切な作業です。

