2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
この墓埋法の第4条に第4条 埋葬また焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域にこれを行ってはならない。 2 火葬は、火葬場以外の施設でこれを行ってはならない。としています。 墓じまいの前提として重要な条項ですね。そもそもこの法律の目的とて第1条で「この法律は…
最近 墓じまいという言葉を聞いたりした方もいらっしゃるかもしれません。またお墓を持たないという選択肢も一般的になってきているような気がします。墓じまいは、法律用語で「改葬」とよんだりします。 墓や埋葬について定めた法律に、「墓地、埋葬等に関…
申請の流れですが以下のようになります。国庫帰属制度の申請 ↓受付 ↓法務局担当官による書面調査 ↓法務局担当官による実地調査 ↓法務大臣、管轄法務局長による承認 ↓負担金の納付(通知を受けてから30日以内) ↓国庫帰属実際の運用がこれからなのでなんと…
この制度をつかえる人ですが、誰でもというわけではありません。「相続又は遺贈(相続人に対する遺贈に限る)により土地を取得した者」と定義されています。つまり他の人から買ったけどいらなくなったような土地だったりすると無理なわけですよね。 またその…
負担金のお話をしましたが、逆にゆうと国としてはこの負担金を超えるような土地は受け取りたくないといのも心情的にはあるのかと思います。 例えば市街化区域の宅地では100㎡548000円かかります。原則部分と併せて748000円が10年分の管理料となります。年間…
負担金は、土地の性質に応じた標準的な管理費用を考慮して算出した、10年分の土地管理費相当額です。承認申請があった土地は、「宅地」「農地」「森林」「その他」の4種類に区分され、この区分に応じて納付が必要となる負担金が決定します。 「宅地」「農…
不承認になるかもというのは以下5つ①崖になっている②管理するのに非常に邪魔になる工作物や車両、木などがある③取り除かない限りはその土地が使えないようなものが地中に埋まっている。④隣の所有者と訴訟であらわそわないとその土地をつかえない(何らかの妨…
却下要件として、全部で5つあります。①建物がのっかってる土地②担保権など他人の権利がついているような土地③通路や他人が使用しているようなものが含まれている土地(墓地、ため池など)④土壌汚染されているような土地⑤土地の境界線があいまいで、隣の持ち…
まず 土地の管理には、お金がかかります。売れない引き取り手のない土地を管理するとなると、草を刈ったり、整地をしたり、僻地にある土地だと管理するために見に行くだけでも交通費人件費がかかります。国がいざやるとは言ってみたものの、腰の引けてる感は…
相続土地国庫帰属制度というのが始まります。超簡単にゆってしまうと相続していらない土地を国に引き取ってもらう制度という事になります。 売るにうれない、ただでも引き取ってくれない土地が存在するんですね。そのような土地だから放置されたあげく、所有…
YouTubeで厚生労働省が提供する人生会議についての動画があります。 麒麟の川島さんMCです。VOL3までありますが、わかりやすい内容です。人生会議というとちょっと重いですが、終活にかかわる話合いの大切さがわかります。自分に置き換えてみても、社会全般…
ただその親族が決断しないといけないタイミングというのは、準備する間もなく なおかつ考える時間もあまり与えられずにやってきます。そしていろいろなシチュエーションでせまられます。 最期は自宅? 施設? 延命治療する?しない? 胃ろう(管で胃に直接栄…
しかし実際のところ 家族間でなかなか話し合うきっかけやそもそも話し合う必要性を感じないということが大半なのではないでしょうか? いざ親族全員に声をかけて、その上外部の人たち(医師やケアマネなど)を招いてまでするというのは、なかなか大ごとです…
命の危険が迫った状態でもし話ができないようになってしまったら周りの人たちは、「あなただったらこういうふうに考えるだろう」という想像でいろいろなことを判断するしかありません。そしてその大前提としてあるのは、生命の確保、維持が最優先ということ…
最近 よく聞く言葉に『人生会議』というのがあります。厚生労働省ホームページによると「人生会議とは、人生の終末期における医療やケアの内容について、事前に家族や医師などの信頼できる人たちと話し合うこと」ということだそうです。 目的としては、自分…
内容に関しては、手に入れたエンディングノートに項目がありますので、それに従う形で問題ないかと思います。 ・かかりつけ医や既往歴、服用している薬 ・付き合いのある介護サービス ・ケアマネージャーなどの連絡先 ・資産の概要(不動産・金融機関・保険…
①ノートを手に入れます。 〇ノートならなんでもよいです。 〇市販のエンディングノートを購入 〇自治体・金融機関などの無料配布でもOK いろいろ記載項目もあるので、基本必要なものは入っていると思います。無料のものは一部広告的なものも含まれると思いま…
ちまたでもよく聞くようになってきたエンディングノート、簡単に作れるうえに実はかなり有益です。最期を迎えるまでの自分が望む生活や療養生活について、そしてその後に残された家族にとってもとても貴重な情報になります。 遺言と違って法的拘束力はないと…
いよいよ手続きに入ります。 必要書類【本人】住民票、戸籍謄本、印鑑証明【後見人】住民票、印鑑証明 などを集めます。公証役場で公証人と契約内容の打ち合わせをし改めて契約日時を設定し、公証役場で完了させます。 この必要書類の入手から契約書完成まで…
相談の結果、任意後見を利用するとなりましたら次は後見人になってくれる人を探します。家族のなかに任せたい人物がいる場合は、後見業務についてもしっかり理解してもらったうえでお願いしましょう。先の相談にも同席してもらってもよいかもしれません。後…
まずは気軽に相談してみましょう。自分自身の考える将来の不安、現状などにたいして任意後見契約が有効かどうなのか?ほかに適した対策があるかもしれません。時間と体力がある今がそのチャンスです。 相談窓口は、以前のブログでもご案内しました 包括支援…
また任意後見契約する際に、エンディングノートを本人と後見人予定者でつくっておくということも有用です。 法定後見とは違い、本人の意識もはっきりしていますので、本人の好みや今後どういう人生を歩みたいかなど、後見人と共有しておければ、後見が始まっ…
任意後見契約をするときは、その代理をしてもらう内容をすべて網羅しておく必要があります。◎不動産 (住み替え、更新手続き、家賃の支払いなど)◎財産管理(預貯金の預入、口座の解約、支払いなど)◎医療(入退院の手続きや支払い、医師からの説明を聞くな…
任意後見については、代わりにやってもらう(代理権)がメインですので、本人がした契約を取り消すといった行為はできません。もし悪徳業者に騙されたりといった危険性がある場合は、取消権を持つ法定後見人の手続きを新たにし、積極的に財産を守っていくと…
法定後見の説明で、代理権、取消権、同意権というものがありますよというお話をしましたが、任意後見には代理権のみしかありません。何を代理してもらうのか、契約で定めておくという事になります。 認知症になった場合、親族でもできなくなってしまう預金の…
法定後見とは違う任意後見の大きな特徴は、後見人を自分の意思で決められるという事です。ただし任意後見開始にあたっては、家庭裁判所に任意後見監督人をつけてもらわないといけないので、その意味では法定後見制度に近いと言えるかもしれません。 任意後見…
ここまで法定後見についてお話してきましたが、次は任意後見ってどういうものかになります。 任意後見は、認知症や知的障害・精神障害などではなく、判断能力にも問題のない人が将来に備えて行うものになります。 つまり元気なうちに自分の後見人になっても…
成年後見制度の利用を考えるとき、まず詳しい誰かに相談したくなりますよね。その相談窓口をご紹介します。『地域包括支援センター』高齢者の様々な相談に対応する公的機関社会福祉士、保健師、ケアマネージャーなどが在籍しています。『社会福祉協議会』民…
ここからが結構大切な費用のお話です。 第三者の専門家が法定後見人としてついた場合、本人の財産から報酬が支払われます。(親族が後見人の場合は無しとする場合も多いようですが) その額は家庭裁判所が、本人の生活・財産状況などを見て決定します。月額2…
ここも気になるところだと思いますが、あとで後悔しないようにしっかり理解しておきましょう。 親族の方が申請上げるとして診断書、戸籍取得費用 数千円~数万円 (個人によって少し開きがあります。)家庭裁判所手数料 1万円程度鑑定費用(家庭裁判所が必…