相談の結果、任意後見を利用するとなりましたら次は後見人になってくれる人を探します。家族のなかに任せたい人物がいる場合は、後見業務についてもしっかり理解してもらったうえでお願いしましょう。先の相談にも同席してもらってもよいかもしれません。後見人の仕事は、実際の代理行為だけではなく、監督人への報告義務があったりといろいろ大変なこともありますので、よく理解してもらいましょう。
後見人に心当たりがなければ、先ほどの相談窓口で紹介してもらってもいいかもしれません。ただ後見人の候補者がみつかったとしてもご本人の思いをかなえてくれる人なのか、性格的にも会う人なのか、そこは妥協無く見極めましょう。