そしてここからが今回のテーマの本題になります。
うかつに行ってしまうと思いもよらない落とし穴にはまってしまう相続放棄のお話です。
ある三人家族がいました。父70歳母65歳 子45歳の仲のよい家族です。父が今回お亡くなりになりました。
◎遺言書はありません。
◎相続財産は、不動産(家・土地)3000万、預貯金は1000万。
◎借金はおそらくありません。
◎祖父 祖母はいません
息子は少し法律に詳しい方でした。今後の母親の生活を考えれば、遺産はすべて母親に相続してもらったほうが良い。もし母親が亡くなった時には自分の相続分となるんだし。だから今回の自分の法定相続分は相続放棄というものをしておこう。と考えました。母親にもそのようにいい、さっさと相続放棄の手続きを済ませてしまいます。