揉めるというのは、相続人になる人がそれぞれに自分の権利を主張することから始まります。もっともらえるはずだ、法律で決まってるんだからこれだけはどんな事情があってももらう、といった感じです。
では なぜ昔よりもその争いは増加傾向にあるのか?いろいろ検証すべきことはあるかと思いますが、一つは一人一人の権利意識の変化にあるといえます。
昔というか戦後までは、「家督相続」という言葉がありました。これは親の相続は長男が相続するという考え方です。「長男だけが全部もらうなんてズルい!」と思われるかもしれませんが、そうでもなさそうです。