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後見制度というものについて 7

 では成年後見人の職務範囲はどこまでなのか?これも実は後見人によって差はあるようですが、あくまでも法的な支援が前提となります。
 とはいえ法的な支援をおこなうためには、いろいろな事実行為をする必要も出てきます。例えば、被後見人が食事の準備ができない場合など配食サービス事業者と契約する必要がでてくることもあります。その場合 手続き上の契約だけではなく、実際にはその業者が適切なところかどうか確認するためにネットで調べたり、直接訪問したりすることも有るかもしれません。こういった事実行為が法的な支援には付随してくるという事です。
 しかし実際に食事を作ったり、介護行為を行ったりということは範囲から外れます。この辺りはケアマネージャーやヘルパーさんと連携していきましょう。