ママちゃり行政書士 遺言 相続専門でやっとります!

豊中の遺言 相続専門行政書士   お役にたてれば 幸いです。

相続トラブルのタネ ⑦ 横領!!問題-1

 相続争いの典型ともいえる「生前中、故人の預金を相続人が横領していたことが発覚する」ケースです。
 横領というと なにやらドキッとしますが、親に介護が必要な状態になると、親の通帳・印鑑・キャッシュカードを同居している子供が管理することは珍しいことではなく、両者が同意しているなら法律上問題もありません。問題は相続発生後、その現金の使い道、金額の大きさを他の相続人から見たときにどう判断するかです。
 
他の相続人からは、「相続の引き出し額が多すぎる、盗って隠してるんでしょうっ」
疑われた人は、「介護を押し付けたくせに、なんなの!」となって、相続争いに発展していきます。こうなってくると、まともな話し合いはできなくなってきます。