あと個人的に思うところですが、家族信託のキーになってくる受託者たる親族の確保というのが今後も可能なのかどうかという点です。
少子化が進み、その受け皿となる者の絶対数は減る一方です。
受託者に求められているものは、財産管理や場合によっては資産運用、それに伴う事務手続きです。委託者(親)からの信用だけではなく、他親族からの信用も必要です。
そういった優秀な人材が子供や甥姪にいるのか?またそういった人材が現役世代だとすると会社でも重要な責務を担っていたりして、時間・労力的にも対応することが可能なのかどうか。あまり家族信託が語られるときに出てきませんが、非常に気になる点です。