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死後事務委任について。⑦

 死後事務委任契約の特徴は、「契約」によって本人と受任者との間に家族 親族間のような関係を作り上げることで、単身者が抱えるリスクや不安を解消することであると思います。
 遺言など一般的な相続の目的は、「積極的な財産の承継」となり、対象は親族や特定の他人となります。またその代わりに葬儀をはじめとした死後の様々なことの手続きをお願いするということになります。
 死後事務委任については、終活の一つであるとはいえ、対象は死後の自分に向けられたものとなります。自分には遺産を引き継ぎたいものが、誰もいないという単身の方も今後は増えていく傾向にあります。ただそういった方こそ自分自身への最後の準備に遺産を費やすという意識が必要になってきているといえます。