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認知症について

 高齢者にとってもっとも注目度が高いのが認知症であり、かかりたくない病気の第一位ともゆわれています。
 認知症とは「脳の病気や障害などが様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障がでてくる状態」の事です。つまりこれが認知症というわけではなく、いろいろある病気の総称といってよいかと思います。
 認知症の増加は深刻な問題です。令和7年の認知症有病者数は約700万人に増加するといわれており、高齢者の5人に一人が認知症となると予測されています。
 この認知症の判断基準として有名なものに長谷川式簡易知能評価スケールと呼ばれるものがあります。これは認知症患者のためのスクリーニングテストで、30点満点中20点以下で認知症の可能性が高いといわれています。よく長谷川式テストなどとと呼ばれていることもあります。この診断だけで遺言書を書く能力があるかどうかを診断するわけではありませんが、裁判所が判断する場合考慮にいれられることはあります。