家族信託とは・・・
資産を持つ人(委託者)が、自分の老後の生活や介護に必要な資金、不動産の管理や、自社株の議決権の行使などを、信頼できる家族(受託者)に託し、本人(受益者)のために管理や処分を任せる仕組みのことを言います。
別の表現をすると
委託者・・・財産の所有者で財産管理を託す人
(名義を預ける人)
受託者・・・財産を託された人
(名義を預かる人)
受益者・・・託された財産の権利を有する人
(財産所有者)
一番のメリットは、成年後見人制度のように
◎成年後見人に支払う高額な報酬が発生しない。
◎家庭裁判所が介在しないので、もし財産を持っている方が認知症になったとしても、管理 資産運用などが柔軟に行える。 というところです。