厚生労働省の国民生活基礎調査(2019年)によれば、65歳以上の者のみで
構成されている高齢者世帯のうち、単独世帯は736万9000世帯になるとのこと。
その構成比は男性が35%、女性が65%。男女別に年齢構成を見ると、85歳以上は男性が11.6%、女性は21.0%で、長生きの女性は必然的におひとりさま(独居高齢者)になることが多くなります。
おひとりさまになる理由は様々ですが、生涯独身、離婚、死別などがあります。
まわりを見てると、おひとりさまは今後ますます増えていきそうですね。
【生涯独身】
50歳時の未婚率は、どんどん増えてきており、2030年には男性が28.0%、女性は18.5%に達すると予測されている。50歳代の未婚シングルは10年もたつ
、おひとりさまの一員となる。
【死別】
65歳以上の夫婦のみの世帯は693万世帯。おひとり様ではなく、おふたり様
ではあるけども、必然的に予備軍ともいえます。必然的に死のタイミングは同時には
訪れないからです。
高齢者の核家族化が進み、子どもがいても、そのままひとりで暮らす高齢者が
増えています。
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