家族が分裂することを願って遺産を遺す人なんていません。おそらく更なる家族の繁栄を願って、家族が困らないように、何かの足しになればと願い、少しでも多くの遺産を遺すことを心がけるはずです。
これまで育ててきたもの、守ってきたもの、培ってきたもの、それらを引き続き受け継ぐことが本来の相続です。
これらを考慮せず、財産(もの)だけの遺産分割を行ってしまうと、遺産も家族もバラバラになってしまいます。
本当に大切なものはなにか何を、受け継ぐべきなのか?
良い相続は、もの、心、情報の整理というプロセスをつうじて行っていくことが大切です。