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遺言とは なんなんですか!⑨ 公正証書遺言

 公正証書遺言は証人2人以上の立会いのもと、公証人に確認、まとめてもらい作成していきます。なので自筆証書遺言に比べると、労力がかからず遺言書の法的正確性も担保されます。公証人に支払う手数料など、お金がかかるというのが短所といえるかもしれません。
 原本もきっちり保管されますし、家庭裁判所で確認してもらう「検認」という作業がないので、遺言書を使用した相続手続もスムースです。
 自筆証書遺言とこの公正証書遺言が一般的に多く利用されている遺言の作成方式になります。 

遺言とは なんなんですか!⑧ 自筆証書遺言

 遺言の方式には自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3つの方式があります。あとは特別方式である危急時遺言などがあります。
 自筆証書遺言は、全文、日付、及び氏名を自書し印を押さないといけません。近年の民法改正で相続財産の全部または一部の目録を添付する場合自書でなくて良くなりました。以前は不動産の登記簿の細かい内容や預金口座なども自書してたかと思うとぐっと楽にはなりました。
 とはいえ 手紙などまとまった文章を手書きすることが減った現状 自書することは今も大きなハードルといえます。書き間違えた場合なども特別な方法に従って修正しなければなりません。

 

遺言とは なんなんですか!⑦ 

 亡くなった方が遺言をしないで亡くなると、相続人の間で遺産分割協議が行われます。これが仲良く円滑に話が進んでいけばよいのですが、相続人が勝手な主張をして揉めるというのが往々にしてあります。亡くなった方がいることで安定していた(抑えの効いていた)家族間が変化していき、気づけば裁判所の審判にもつれて、長年の紛争に陥るということにもなりかねません。
 このような事態を避けるためにも、遺言者が、親族間の実情にそって実質的に公平で遺留分にも配慮し、適切な付言を加えた遺言を作成することが必要です。
 このような遺言があれば、遺された家族が背負う遺産相続の精神的な負担、手続き上の負担が大部分解消されることになります。

 

遺言とは なんなんですか!⑥

 以前は家督相続という文化があったので、一族を守るため長男が戸主となり全財産を引き継ぐという流れになっていました。ただその代わり戸主には家を守るため、一族を守るため親、兄弟、嫁、子供広い範囲での親族に対する責任がありました。
 現在は、均分相続の流れに変わってきていますので、法定相続分遺留分といった平等原則にたった相続が一般的になっています。
 ただ兄弟の一人だけが親の面倒を見て、他の兄弟が全く関与しなかった場合、この均分相続が行われるとこれは「悪平等」ということになってしまいます。これを少しでも避けるため実質的な公平な相続を目指して遺言は作られるべきです。

 

遺言とは なんなんですか!⑤ 目的

 そもそも遺言の目的ってなんなんでしょう。
「遺言とは、自分の生涯をかけて築き、かつ守ってきた大切な財産を、最も有効・有意義に活用してもらうため行う、遺言者の意思表示である。」ということです。
 自分たちの財産なので、使うのか誰に残すのか原則自由に決めてよいということなんですね。ただ先祖や自分の親から受け継いだ財産がある場合は、もう少し複雑になってきます。

 

遺言とは なんなんですか!④  付言?

 法定外遺言事項として付言事項というものがあります。法的な強制力はありません。
 付言に書くものとしては、遺言を書いた動機、心情、家業の発展・家族の幸福の祈念、家族、兄弟姉妹間の融和の依頼、葬式の方法などいろいろです。
 『遺言をのこすねんけど、ちょっと差が出てもうてるねん、でもこんな理由があんねん。だからこれをきっかけに仲悪うならんようにしてな。良く考えた末のことやから、遺留分侵害とか 勘弁してや』てな感じのことを遺された家族に訴えるものかなと個人的には思っています。
 最後に人のこころをすくえるか、未来に続く人間関係をつくっていけるのか。じつは非常に重要であり、綿密な文章構成と言葉選びを必要とする作業が、付言の作成です。

 

遺言とは なんなんですか!③

 法定遺言事項ですが、①相続に関すること②遺産の処分に関すること③身分に関すること④遺言執行に関することの4つに分類できます。
 ①については、相続人から除外するしたり、一定期間 遺産の分割を禁止したりするものです。
 ②遺産の分割を指定であったり寄付であったり。
 ③子供を認知したり、未成年の子供の後見人を指定すること。
 ④遺言執行者の指定など。

細かくは、民法に記載されていますが、遺言書に記載して効力があるものは、規定されているということになります。

 

遺言とは なんなんですか!②

 あげるという意思表示で成り立つと述べましたが、実際のところは相手側に受け取り拒否される場合もあったりするので、実務上は事前確認などで相手側の意思をつかんどいたほうがいいですね。
 民法で定められた遺言事項を法定遺言事項といいます。遺言は一方的におこなわれるとしましたが、これを無条件に認めてしまうと、混乱が生じますし、そもそも法的効力も持つ、影響力の大きいものですので、その縛りとして遺言で設定できるものは限定されています。



 

遺言とは なんなんですか!①

 遺言とは、法律で定められた事項について、遺言者の死亡とともに一定の効果を発生させることを目的とする、遺言書が単独で、法律で定められた方式でする、相手方のない意思表示です。とものの本には書いてあります。これが定義とゆうことですが、うーん わかりにくい。
 まぁ 解釈していくと
①遺言書の効力は、亡くなってからしか発生しない。
②契約なんかだと相手方の同意というものが必要になってくるのですが、遺言書にはいらない、一方的にあげるとゆう意思表示で成立します。
③法律で決められた事項のみが法律上有効で、それ以外は効果がない(無効というわけではないです)
④あと遺言の書き方にルールがあります。

 

相続放棄の悲劇⑥

 そして遺産分割の内容ですが、兄弟姉妹には、4分の1の権利がありますので、1000万もっていかれることになってしまいます。今住んでいる家をそのまま維持するとしたら、生活費に充てようと思っていた預貯金の1000万がなくなることになります。
 このようなことを避けるためには、遺言書できっちり母(配偶者)への相続を示しておくか、母、子で遺産分割協議をおこなっておくべきだったということになります。
 一つ選択を間違えるだけで、後々大きな後悔を生んでしまうこともありますので、十分にご注意ください。

 

相続放棄の悲劇⑤

 本来は、母、息子だけが法定相続人だったものが、息子が相続放棄することで、
 母(配偶者) 相続割合4分の3

 父親の兄弟姉妹 相続割合4分の1
  A(仲の悪かった叔父 65歳)
  B(長女 60歳)
  C1、C2、C3(亡くなったCの子供 甥姪) 
  D1、D2、D3(亡くなったDの子供 甥姪)
と一気に9人の相続人で遺産分割協議をしないといけないことになります。人が増えれば増えるほど、またややこしい人が一人いるだけでも協議は複雑になります。みんなが集まる日時の調整だけでも一苦労です。 

 

相続放棄の悲劇④

 相続放棄をしてしばらくたったある日、父親の兄弟のうち仲の悪かった一人が、遺産をよこせとやってきます。驚いた息子が調べてみると以下のことが判明します。
 息子が相続放棄をしたために、相続の優先順位が変わり、父親の兄弟が法定相続人となってしまったのです。そして父親には5人の兄弟がおり、内二人はすでに亡くなっています。そしてその二人には、それぞれ 3人の子供がいたのです。

 

相続放棄の悲劇③

 そしてここからが今回のテーマの本題になります。
 うかつに行ってしまうと思いもよらない落とし穴にはまってしまう相続放棄のお話です。
 ある三人家族がいました。父70歳母65歳 子45歳の仲のよい家族です。父が今回お亡くなりになりました。
 ◎遺言書はありません。
 ◎相続財産は、不動産(家・土地)3000万、預貯金は1000万。
 ◎借金はおそらくありません。
 ◎祖父 祖母はいません

 息子は少し法律に詳しい方でした。今後の母親の生活を考えれば、遺産はすべて母親に相続してもらったほうが良い。もし母親が亡くなった時には自分の相続分となるんだし。だから今回の自分の法定相続分相続放棄というものをしておこう。と考えました。母親にもそのようにいい、さっさと相続放棄の手続きを済ませてしまいます。

 

相続放棄の悲劇②

 この相続放棄は、自分が相続人であると知った時から3カ月以内に手続きをしなければなりません。(原則ですが)
 手続き自体は難しくないので、少し調べて、家庭裁判所なんかで聞けば比較的簡単に行えます。ただしこの申し出はいったん出してしまうと撤回ができません。なので慎重にする必要があります。プラスの財産、マイナスの財産すべて受け取れません。また少しでも何かを相続してしまうと、単純承認と見なされ、相続放棄はできなくなります。
 借金取りの督促状なんかも、葬儀が終わって4カ月ぐらいたってからぼちぼち来はじめるのをみると、この相続放棄が出せるタイミングが終了するのを待ち構えているような気がします。

 

相続放棄の悲劇①

 相続放棄というものがあることについては、ご存じの方もいらっしゃると思います。亡くなった方と付き合いがなかったり、折り合いが悪かったりして遺産を受け取りたくない、または その方に借金がどれだけあるかわからない、といった場合、相続放棄という手続きをすれば、初めから相続人でなかったという扱いになり、相続人という立場から外れることになります。
 これは非常に強い力を持ちますので、もし故人の債権者(借金取り)が、親の借金を払ってくれときてもこの証明書(相続放棄受理証明書)を示せばピタリと止まります。