兄弟姉妹間の関係は、親が思っている以上に複雑であったりすることもあります。
親からみると自分の子たちは仲良くて相続で揉めることなんてありえない、遺言書を提案した時にお客様からよく受ける言葉です。しかし実際の相続の場では、この辺りの意識の違いを目の当たりにすることがあります。
よくある事例としては、
学生時代の援助(留学をしていた、一人暮らしで仕送りをもらっていた、医学部で学費が高かったなど)
同居の問題(親の面倒や介護をしている苦労など、同居しているから家賃もいらない、嫁姑の問題など)
こういったことに対して争いの火種がくすぶっていることがあります。親の目には円満とうつっているのですが・・・。