そして実際の話し合いですが、注意して話合いを進めないと、相続人全員が勝手な主張を展開し始めると収拾がつかなくなります。なにせ話し合う内容が「お金」であり、今までの家族の歴史、人間関係が浮き彫りになってくるからです。
今までそれほど近い距離で接してこなくて、それなりに揉めることもなかった親族関係であったとしても、この相続をきっかけに、ちょっとした言葉の行き違いが原因で今後一切の関係が絶たれてしまうなんてこともあります。また逆にこのきっかけで新たな交流がうまれて仲良くなるということもあります。慎重に進めていくことが肝心です。