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相続財産を調査する第4回 不動産の調査方法

 不動産は相続手続きの中でも特に重要で、見落としがあると後の手続きに大きな影響を与えます。
 まずは自宅で、固定資産税の納税通知書、固定資産課税明細書、権利証(登記識別情報)などを探します。これらが見つからなくても、市役所で“名寄帳”を取得すれば、故人名義の不動産を一覧で把握することができます。名寄帳は市内の不動産をまとめて確認するため、土地が複数ある場合に特に有効です。
 次に、不動産の詳細を確認するためには、法務局で登記事項証明書を取得します。登記を見ることで、持分割合、地目、面積、抵当権の有無などの重要事項が分かります。古い不動産では名義が放置されていることも多く、「昔の土地がまだ祖父名義のままだった」というようなケースは決して珍しくありません。
 注意点として、固定資産税がかからない“私道”や“非課税地目”もあり、課税されていないからといって不動産が存在しないとは限りません。また、借地権・借家権などの権利関係は一般の方では判断が難しいため、必要に応じて専門家に相談することが大切です。