終活や相続の話はデリケートで、切り出すタイミングが難しいものです。病気や入院をきっかけにするケースもありますが、元気なうちに話し合う方が選択肢は広がります。
例えば「最近テレビで終活の特集を見たんだけど…」など、世間話から始めるのも一案です。話が具体的になったら、まずは行政書士やファイナンシャルプランナーなど敷居の低い相談先で現状整理を行い、必要に応じて弁護士や税理士につなぐとスムーズです。早い段階の対話が、後々のトラブル防止につながります。
お金が発生するに抵抗があるようなら、市町村でおこなっている無料相談会を利用するという手もあります。時間が30分程度と短いですがきっかけづくりにはお勧めです。また士業側にはそこで仕事を取ってはいけないという強い縛りがありますので、安心して相談してみてください。

