任意後見と法定後見の違いについても見てみましょう。先に述べたように事前に準備をするのが任意後見、判断能力が衰えてしまってから利用するのが法定後見であるのは間違いありません。
もう一つ大きな違いがあります。それは同意権・取消権があるかどうかです。
同意権とは、後見人の同意があれば初めから有効な行為となり、同意なく行った行為については、不確定な行為と位置付けられます。
取消権とは、後見人が取消権を行使するとその行為は最初に遡ってなかったことになるという権利です。
任意後見と法定後見の違いについても見てみましょう。先に述べたように事前に準備をするのが任意後見、判断能力が衰えてしまってから利用するのが法定後見であるのは間違いありません。
もう一つ大きな違いがあります。それは同意権・取消権があるかどうかです。
同意権とは、後見人の同意があれば初めから有効な行為となり、同意なく行った行為については、不確定な行為と位置付けられます。
取消権とは、後見人が取消権を行使するとその行為は最初に遡ってなかったことになるという権利です。