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自筆証書遺言書の3つの弱点が解消される!  ②

 ただ私個人的には、この自筆証書遺言に関する改正、新制度は、遺言者の労力やコストを従来より抑える画期的なものだと思っています。
 自筆証書遺言の致命的な弱点その1
◎保管が難しい。
  従来は、①タンスの奥、仏壇の引き出し、金庫の中、②貸金庫の中など 個人で厳重に保管しなければなりませんでした。
 ①の場合では、相続のタイミングで見つけられず、せっかく書いた遺言が日の目を見ず遺産分割がされてしまうということもありました。また悪い相続人に勝手に廃棄・改ざんされるという危険性もありました。
 ②の場合では、貸金庫の契約者が亡くなったあとにその金庫を開けるというのは非常に手間がかかります。相続人全員の立会の元 開扉しないといけません。そうでないと一部の相続人がなにかを持ち去った、その時に遺言書を書き替えたとうの疑惑がわけば、銀行などの貸金庫管理者が法的に訴えられるからです。公証人に立ち会ってもらうという方法もありますが、費用も手間もさらにかかります。