それでは法定後見人はどのように決まって、どれぐらいの時間がかかるのでしょうか?
一個人の財産や生活を左右する権限を持つ後見人を決定するということなので、いくつもの手続きを踏んで、慎重に行われます。
⑴地域包括支援センターなどへ相談
制度の概要や手続き方法などを確認できます。
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⑵申し立て準備
家庭裁判所に対して手続きをする人(申立人)を決め、必要な書類をそろえます。診断書なども必要になるため、主治医への相談なども必要です。この段階で、成年後見・保佐・補助のうち、どのレベルで手続きするかが決まります。
同時に後見人の候補者も決めておきます。