後見人の役割 一つ目は「財産管理です。」
後見人は、本人の財産や収入を確認し、将来の収支バランスを考えながら、生活するうえで必要な支払い手続きをし、財産管理を行います。
判断能力が低下してしまうと、預金通帳の保管場所を忘れてしまったり、不要な高額商品を購入したりと以前は、適切に対処していたことが十分にできなくなってしまいます。
財産というとお金持ちの多額の資産をイメージされるかもしれませんが、収入と支出のバランスを考え、適切につかっていくことは、資産の多い少ないにかかわらず、生きていくうえで大切なことになります。