そして単身者の増加とともにクローズアップされてきた問題が孤独死といわれるものです。
同居者がいないということで、その体調の変化などに気づかれない、またプライバシー意識の高まりもあり、近所付き合いの減少など「無縁社会」ともいわれる状況が進展しています。
この孤独死は、高齢者の問題として取り上げられがちですが、実は、働き盛り世代の孤独死も増えてるんです。死亡後の発見が遅れた悲惨な孤独死の現場のおよそ6割が、60代以下の働き盛り世代だったともいわれています。私の兄の知り合いもそうだったらしいですが、廻りどころか本人も「まさか」だったと思います。