平等に 法定相続分で分ければもめごとなんて起きないでしょう。うちはみんな仲いいし。でもいざ相続の話になったとき、そうはならないことも多いです。
血はつながっているとはいえ、別々の生活を営んでいて、事情は人それぞれです。遺産の種類、家族の歴史、個々人の立場、そこに今まで中心となっていた親の喪失。そういった様々な事情をベースに遺産分割を行うことになります。
法律に従ってきっちり財産を分けようと頑なになるより、”完璧な平等はあり得ない”と相続人全員が知ったうえで、相続人それぞれの事情に合わせて柔軟に話し合って決めていくことが大切です。
