ママちゃり行政書士 遺言 相続専門でやっとります!

豊中の遺言 相続専門行政書士   お役にたてれば 幸いです。

遺言

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 23 疑問点

Q:遺言書の保管料は、毎年かかるのですか?A:申請時の3900円のみになります。 Q:遺言書の原本を返却してもらうことは可能ですか?A:遺言書保管所に保管されている遺言書については相続人であっても返却をうけることはできません。遺言書の閲覧をご利用く…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 22 疑問点

Q:遺言者本人が介護施設に入っており、法務局に行けませんが手続きをする方法がありますか? A:この制度の利用にあたっては、本人の来局が前提となっており、無理な場合は制度を利用することができません。介助のための付き添いはOKです。公正証書遺言の作…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 21 疑問点

想定される疑問点を上げていきたいと思います。 Q:過去につくった遺言書の保管をお願いすることができますか? A:できます。但し保管所の求める所定の用紙に合致しているかどうかというのが必要です。余白の部分などが気になるところ。また作成日が平成31…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 20 遺言書の閲覧

遺言書情報証明書というものもあります。これは遺言者が亡くなられたあとに遺言書保管所に保管されている遺言書の内容の証明書を取得することができます。」 ◎すべての遺言書保管所で請求できます。 ◎交付の請求ができるのは、相続人・受遺者・遺言執行者 必…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 19 遺言書の閲覧

遺言者が亡くなったあとは、特定の人も遺言書の閲覧が可能です。対象は、相続人・受遺者・遺言執行者などです。任意の代理人では請求ができません。 これとは別に遺言書があるかどうかという事だけを確認することもできます。「遺言書保管事実証明書」といい…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 18 遺言書の閲覧

遺言書の保管をお願いしたが中身を確認したいこともあるかと思います。遺言書の内容を他人に見られたくないのでコピーを持っていない そんな方もいるかと思います。 遺言書の閲覧は、モニター越しに見る方法と原本を確認する方法と2種類あります。モニターに…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 17 申請の流れ

遺言書を撤回したい場合は、以下の手順で行うことができます。 撤回できるのは遺言者本人のみです。 撤回の予約を原本が保管されている遺言書保管所に行います。 (撤回には手数料はかかりませんが、最初に申請した金額も返却されるという事はありません。)…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 16 申請の流れ

窓口では書類のチェックを受けながら、制度の説明、保管所の利用の仕方などを細かく教えてくれます。ちなみに遺言書の余白などはスケールをあてて厳密に計測されるのでご注意を。 書類提出後 保管所での審査・チェックがあり、1時間後また来てくださいとい…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 15 申請の流れ

④ 保管の申請を行います。 予約した日時に、遺言者本人が窓口まで行きます。 ◎遺言書◎保管申請書◎添付書類(本籍の記載のある住民票)◎顔写真付きの身分証明証。◎手数料 3900円 手数料は、収入印紙で貼り付けますが、だいたいの保管所で購入できます。 以上…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 14 申請の流れ

②申請書を作成する。申請書は、窓口でももらえますし、法務省のホームページからでもダウンロードできます。このダウンロードするPDFは、そのまま入力ができる優れものですのでご利用ください。入力例がありますので、それを参考に、一部細かいところも有り…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 13 申請の流れ

では 実際に遺言書を預けるための申請の流れを見ていくこととします。 問題のない遺言書が完成したとして・・・・ ①保管の申請をする遺言書保管所を決定します。 遺言書が保管できるのは ◎遺言者の住所地◎遺言者の本籍地◎遺言者が所有する不動産の所在地 の…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 12 作成上の注意

遺言書の内容については、法務局やこの制度でのチェックはありません。遺言執行者の設定、遺留分などについては専門書などで調べるか、法律専門家に確認する必要もあります。 遺言書は実行されてはじめて生きてきます。相続人の全員が反対すれば、遺言書では…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 11 作成上の注意

次に この制度に必要な様式についてご説明します。① A4サイズの用紙です。② 上側5ミリ 下側10ミリ 左側20ミリ 右側5ミリの余白が必要です。余白にはなにも記入してはいけません。③片面のみに記載する④各ページにページ番号を記載(1/3、2/3など 1枚のみの…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 10 作成上の注意

財産目録は近年の法改正で自筆でなくても良くなりました。パソコンで作った一覧や銀行の通帳のコピー、登記簿謄本なども使用できます。細かい特定などを考えるとだいぶ楽になると思います。 別紙1の不動産を・・・というだけで、細かい指定なしに特定が可能…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 9 作成上の注意

この保管制度を利用するにあたって作成上の注意を確認していきます。まずは民法上の制約から ①自筆と押印 遺言書は全文自筆です。(財産目録などを除いて)これが結構大変ですが。良くお手伝いしますが、最小限の文案としてもいざ自分で間違いなく少しでもき…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 8 制度概要

この制度の窓口の問い合わせや手続きについては、予約が必要です。電話もしくはホームページなどから行うことが可能です。 申請手続きについては、管轄の法務局が決まっていますので、お住まいのエリアはどこの法務局なのか調べておく必要があります。 申請…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 7 制度概要

【親切】とは?ですが、通知によって遺言の所在をしらせたり、遺言の内容を相続開始後相続人に閲覧させることができるという仕組みのことです。 通知については、事前に登録しておいた特定の方に、遺言保管所が遺言者の死亡を確認した時に遺言書が保管されて…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 6 制度概要

【簡単・安価】という事ですが、簡単というのは、手続きが簡単というわけではなく、自筆証書遺言には必ず必要であった、「検認」という作業が無くなる点にあります。 検認というのは遺言書が見つかった、効力が発生する前に、家庭裁判所でその遺言書が外形上…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 5 制度概要

自筆証書遺言の特色から見ていきたいと思います。この保管制度は、自筆証書遺言が持っていた致命的な欠陥(紛失・改ざん・発見されない)を解消し、「安全」「簡単・安価」「親切」な制度であると(法務局は)うたっています。 【安心】については、2点あり…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 4 制度概要

では実際に制度の概要のご説明から、 そもそも自筆証書遺言っていうのは、気の向くまま自由に書いていいですよ、というわけでもなく民法968条に定められた自筆証書遺言の要件に従ったものである必要があり、この制度に特有のルールというのも存在します。遺…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 3

これも人によってだと思うんですよね。自筆証書遺言について今までデメリットとされていたようなことが改善された制度であることは確かなので、依頼される方によってはこの制度もお勧めして良い制度だと思っています。 利用料金も安いですし、公正証書遺言で…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 2

しかし いざやるとなると細かい制限があったり、本人が法務局へ行って手続きをしないといけなかったり、また手続き上1時間ぐらい空き時間ができたりと法務局のふれこみほどは簡単では無い要素もいろいろ有ります。 専門家の士業の先生としては、そんな面倒な…

自筆証書遺言書保管制度について詳しくご説明していきます 1

よく無料相談会などを行っていると質問されることも多い、自筆証書遺言の保管制度。この制度について詳しくご説明していきたいと思います。士業の専門家も意外と知らない方やあやふやな知識で話されるかたも多いです。実際にお手伝いしたことが無いという先…

遺言書を書く準備から始めていきます 8 【遺言執行者の指定】

どちらの形式の遺言書をつくるにしろ、遺言執行者は設定しておいた方が良いと思います。遺言執行者は、文字通り遺言内容を実現するために存在する人のことを言います。遺言を渡すひとでもよいですし、信頼のおける第三者でも構いません。いろいろな手続き上…

遺言書を書く準備から始めていきます  7 【遺言書の形式】

自筆証書遺言には、法務局で保管してくれる制度というのができました。この制度を使うことで、最低限の遺言書の書式の確認、保管という自筆証書のデメリットを回避することができます。また検認も不要です。そのかわり申請には、本人が法務局に出向く必要が…

遺言書を書く準備から始めていきます  6 【遺言書の形式】

公正証書遺言は、 ◎公証人が作成してくれるので法的に安心 ◎公証役場で保管してくれる(紛失改ざんがない) ◎署名と押印のみなので、作成の労力がかからない。 ◎検認の手続きが不要 といったメリットがあります。 デメリットとしては、 ◎費用が掛かる ◎公証…

遺言書を書く準備から始めていきます  5 【遺言書の形式】

自筆証書遺言は、 ◎手軽に書ける(紙とペンと印鑑があればOK) ◎費用が掛からない といったメリットがあります。 デメリットとしては、 ◎法的な要件が満たされてない、また記述内容が不適切、曖昧だったりすると無効になる可能性がある。 ◎紛失・改ざんの危…

遺言書を書く準備から始めていきます  4 【遺言書の形式】

【遺言書の形式】 書く内容がきまれば、どの形式で遺言書にするかというお話になってきます。 遺言書は、大きく二つの種類に分かれます。一つは自筆で書く自筆証書遺言ともう一つは、公証役場でつくる公正証書遺言です。それぞれにメリット・デメリットがあ…

遺言書を書く準備から始めていきます  3 【希望事項の考慮】

【希望事項の考慮】 いよいよどういった内容で分配するのか?というところに踏み込んでいきます。これは遺言者の自由意思によるものでOKです。「あいつにこれだけ残したい」とか「これを誰にあげたい」という事です。 今後介護をお願いしたいとか家業を継い…

遺言書を書く準備から始めていきます  2 【相続人調査】

次に【相続人調査】です。 これは 自分が亡くなったときにだれが相続人となる権利になるかを確認しておくというものです。せっかくの遺言書ですので、ご自身が誰に残したいのか?があればそれで十分なのですが、相続人には遺留分という最低保証されている相…