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豊中の遺言 相続専門行政書士   お役にたてれば 幸いです。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

遺言書 自分だけで作る時の注意事項④

遺言書には、つけてもつけなくてもよいのですが、付言というものがあります。これは遺言作成にあたって、最後 家族へのメッセージになります。ただ遺言というものは、遺言者の意思が強く反映される場合が多いというか、なんならそのために作成しているといっ…

遺言書 自分だけで作る時の注意事項③

書き方ですが、相続人には「相続させる」と書きます。相続人以外には「遺贈する」と書きます。これは明確にしておかないと、●●という遺産を任せる とか ○○の自由にさせるといった含みのある曖昧な表現になってしまうと遺言が無効になる場合があります。 そし…

遺言書 自分だけで作る時の注意事項②

内容は、誰が見てもわかるように、誤解のないように記載しましょう。遺言実現が一番大事なところです。自分がわかればいいわ的な自分本位な書き方はやめましょう。日付必要です。正確に書きましょう。日付印もだめですよ。 氏名を自書する場合、戸籍のとおり…

遺言書 自分だけで作る時の注意事項①

自筆証書遺言最大のメリット 費用が掛からなくて済む。これは大きいですよね。私も激しく同意します。万事においてできるだけお金は払いたくないものです。 ただ遺言は実行されてはじめて意味のあるものです。ですのでそれが無効にならないように、実現不可…

二次相続でなぜもめるのか?

二次相続でなぜもめるのか、二つの要因が考えられます。 一つ目は子供たちでの分割であるということ。遺言書があっても不平等感があればもめてしまいます。また換金性の高い財産を巡って争いになる可能性もあります。 二つ目は、二次相続では遺産総額が大き…

一次相続、二次相続とは?

二次相続とは1回目の相続(一次相続)で相続人となった人が、その後亡くなったときに起こる2回目の相続のことです。たとえるならお父さんが亡くなって相続発生、その後お母さんがなくなって相続発生といった感じです。 また二次相続では、一次相続よりも相続…

こんな人は遺言を残すべき。。。

遺産の多い少ないにかかわらず、相続が争族になる事案は増えています。遺産相続のことで少しでも不安や心配のある方は、遺言を残しておきましょう。以下に当てはまる方は、遺言作成を検討してみては。①相続人がいない②財産を渡したくない人がいる③先妻の子が…

変わる葬儀の在り方。ちょっと聞いてきました。②

全体的な予算もかなり低いプランが増えてきているようにも思います。家族葬であり、なおかつ日程も一日でとなるとそういう見せ方になるのかもしれません。 ただここでご注意なのはプランに含まれているもの、そうでないものの見分けが難しくなっているという…

変わる葬儀の在り方。ちょっと聞いてきました。①

コロナもあり、高齢化という影響もあり、葬儀の在り方も随分変わってきているようです。それもここ数年といった感じで大きく変わってきています。 葬儀担当者の方から聞いた話ですが、今まで当たり前に行っていた通夜→告別式という流れに変わり、告別式だけ…

家族信託ってどうゆうもの?②

とはいってもピンときにくいですよね。 イメージ的には親が子を信じて財産管理を託す形態、契約ですね。遺言ではできない、成年後見制度ではできない相続や事業承継対策や、柔軟な財産管理を実現することが可能です。 法律の改正があり、信託法という法律の…

家族信託ってどうゆうもの?①

最近 耳にすることもあるかもしれませんが、家族信託って何?というご説明を少しお話したいと思います。 難しくゆうと、「信託法」という特別法にを根拠とする財産管理の一手法ということになります。でも仕組み自体はそんなに複雑ではありません。高齢の家…

検認の手続きについて②

申し立てをしてから、家庭裁判所での検認の流れ ①家庭裁判所から検認を行う日が郵便で通達 約1か月後に相続人全員に検認の期日が郵送される。 ②指定期日に家庭裁判所で遺言書の検認を受ける。 検認をうける遺言書、印鑑、その他指定物を持参。 ③裁判官が出席…

検認の手続きについて①

検認手続きに向けて 以下必要です。 ①家庭裁判所に検認の申し立てをする。 ★遺言者の最後の所在地を管轄する家庭裁判所 ②検認に必要な費用 ★遺言書1通につき収入印紙800円が必要。 その他 家庭裁判所との連絡用に郵便切手が必要。 ③必要な書類を準備する ・…

遺言書を発見したら・・・

遺産を整理していたら、仏壇の引き出し、押し入れのタンスの奥で遺言を発見!!そんなこともあるかもしれません。そんな時は、 公正証書遺言以外の場合 自筆証書遺言など ↓ 相続人立会いのもと 家庭裁判所での開封が必要になります 記載方式が有効かどうか …

相続人を確定するために必要な戸籍とは?

相続では、相続人が誰かをきちんと確定しないと遺産分割を行うことができません、また法律でその遺産を受け取る可能性のある人を法定相続人と定めています。 万が一 亡くなった方に養子や隠し子、前妻の子などの法定相続人の存在が発覚することがないように…

遺言執行人 なにするものぞ!⑤

ここまで遺言執行人の選定 業務を見てきました。まとめると遺言執行者になれる人について、誰でもなることができる(法律上の要件があるわけではない)。ただし 実務を考えると適任者はかなり限定されてしまう。 なぜか・・・ ①現役で働いておられる方には業…

遺言執行人 なにするものぞ!④

②相続財産の調査④財産目録の作成 預金口座の残高証明、不動産の価格調査などを行い、遺言にそって分配する資産がどれぐらいなのか、目録を作成して明らかにします。また相続人に遺言書の写しとともに送付します。 ⑤預貯金口座解約⑥不動産相続登記⑦その他の業…

遺言執行人 なにするものぞ!③

では具体的主な業務は、①遺言執行者就任の通知②相続財産の調査③相続人の範囲の確定④財産目録の作成⑤預貯金口座解約⑥相続登記⑦その他の業務⑧業務の終了報告となります。 ①遺言執行者就任の通知については遺言執行人に選定され、本人が承諾した場合は遺言執行…

遺言執行人 なにするものぞ!②

では 遺言執行人って誰がなれるのでしょう? 結論からいえば 未成年者または破産者以外であれば、誰でも遺言執行人になれます。相続人のなかから選ぶことも可能です。ただし 様々な相続手続きに対応しないといけないため、基礎知識のない人を遺言執行人に選…

遺言執行人 なにするものぞ!①

今回は あまり馴染みのないであろう遺言執行人というお話です。 簡単にゆうと 相続が遺言書どおりに実行されるように必要な手続きを行うというのが遺言執行者(遺言執行人)となります。かつては「相続人の代理人」と呼ばれていましたが、2019年7月の法改正…

相続の時の寄与分って何?④

寄与分の主張が認められるためには、「通常期待されるような程度を超える貢献」である必要があるとされています。これもなんだかつかみどころがないですが。 病気や障害によって体が不自由な被相続人の世話をした場合、単に「一生懸命病気の世話をした」とい…

相続の時の寄与分って何?③

では寄与とはどんなことを意味するのでしょうか?亡くなった方に何かしたから金銭を要求できる?いえ結構そのハードルは高そうです。民法904条の2第1項を解釈すると相続人と相続人(又は親族)の身分関係に基づいて、「通常期待されるような程度を超える貢献…

相続の時の寄与分って何?②

「相続の時の寄与分って何?①」の最後の文章にある通り、従来の寄与分はその遺産の法定相続人しか対象になりません。しかしここで問題となってくるのは、被相続人の子の配偶者、例をあげると亡くなった方の長男の嫁の存在です。亡くなった方の介護を最後まで…

相続の時の寄与分って何?①

相続の時に話題に上がる寄与分とは、被相続人(亡くなった方)の財産の維持や増加に貢献した場合に、他の相続人よりも相続財産を多く分けてもらうことができる制度になります。確かに必要だと思いますよね 心情的に。 相続の場面では、法律で決められた相続…

相続関係説明図って何?

相続関係説明図とは、被相続人(亡くなられた方)や相続人の続柄、生年月日、死亡年月日などを記載したイメージは家系図のような表です。これも遺産協議書と同様「不動産の相続登記」や「預貯金・株式・自動車の名義変更の手続き」などに使用します。誰が相…

遺産分割協議書って何?

遺産分割協議書とは、推定相続人 全員が参加した遺産分割協議で合意した内容を書面に取りまとめた文書のことで、「不動産の相続登記」や「預貯金・株式・自動車の名義変更の手続き」などを行う際に必要になります。また1度合意した遺産分割協議は原則として…

そもそもなぜ遺言なんて書くの?③

先にあげた二つのメリットに加えて 特に次のシチュエーションに該当する方は検討する価値アリかと思います。 ★夫婦の間に子供がいない。 子がいない場合、兄弟姉妹、そしてほとんど知らない甥姪にまで相続範囲が及ぶ場合があります。(自分と関係が遠い存在…

そもそもなぜ遺言なんて書くの?②

「遺産分割協議を経ずに財産の分配が可能になる」遺産相続では、基本的に相続人全員が遺産相続に関して遺産分割協議を行う。その中で相続人全員の合意を経て実際の配分が行われる。 この全員というのがポイントで、 ◎所在不明の相続人がいる◎海外に住む相続…

そもそもなぜ遺言なんて書くの?①

今回はまず遺言を残すメリットって何 というところです。大きくは二つあります。「自分の希望通りに財産を相続人に引き渡せる」まずこれですね。自分の望み通りに財産を相続させたい場合、その財産と配分などを遺言書に明確に書き記し、生前の相続対策として…

行政書士って 遺言業務なにするの?

公正証書遺言 自筆証書遺言の作成をサポートします。といっても漠然としていますが、つまりは遺言作成に必要な資料を集め 原案を作成するということになります。 具体的には、 ・戸籍等の代理取得 戸籍に関しては、遺言者様の現在から出生に遡って戸籍を収集…